佐賀市

  

増田遺跡 33.289163,130.271486 gsi wikimapia   多鈕鏡  武器形  半島  背振南

佐賀県佐賀市鍋島町大字鍋島字地蔵篭・増田
佐賀市の北西部 標高8m洪積台地上
弥生時代から室町時代の複合遺跡 弥生遺構が中心
500基以上の甕棺墓と58基の木棺墓等を確認
弥生前期末から中期前半を中心とする大規模な墓地
周辺からは細型銅剣 銅戈鋳型 朝鮮系無紋土器も出土
半島との係わり合いが深い
  合せ口甕棺+多鈕細紋鏡 三鈕 CW型 X期 (90φ)×縁幅12mm
(梨花洞と同タイプ) 弥生中期初頭(BC1C)の所産
上甕(350φ×450mm)+下甕(450φ×650mm)
鏡は割れた状況で 下甕中央の底面付近で検出 残存7割程度
全州葛洞 土壙墓 92φ C 三鈕   韓国 全羅北道完州郡伊西面葛山里
咸平草浦里#c 積石木棺 97φ CV 三鈕 X 韓国 全羅南道咸平郡草浦里
清州梧倉 土壙木棺 88φ C 二鈕   韓国 忠清北道清州市興徳区玉山面
牙山宮坪里   90φ CT 二鈕 W 韓国 忠清南道牙山市松岳面宮坪里
長水南陽里M4     CU 三鈕   韓国 全羅北道長水郡天川面南陽里
梨花洞 土壙墓 87φ CW 三鈕 X 朝鮮 咸鏡南道咸興市
下関梶栗浜 箱式石棺 89.5φ CW 三鈕 X 山口 下関市大字富任字久保
佐賀増田 甕棺墓 90φ CW 三鈕 X 佐賀 鍋島町鍋島増田
平戸里田原 甕棺墓 89φ CW 三鈕 X 長崎 平戸市田平町里田原
 

cf.) 多鈕細紋鏡リスト

 

鍋島本村南遺跡 33.286222,130.261861  細形銅剣   銅戈  背振南

佐賀県佐賀市鍋島町大字鍋島
弥生から近世にかけての複合遺跡 住宅地造成に伴い 平成元年度発掘調査実施
 石製把頭飾 
#338土壙
ほぼ完形 全長50mm 十字状の飾り部分長軸50mm 短軸39mm
先端部 辺22mm平方形 上面・斜面両側ともに丁寧な面取り 各コーナーには細い抉(えぐ)りを施す
 細形銅戈鋳型 
#345土壙
残存長95mm 幅73〜83mm 厚さ26〜29mm
戈型は 最大身幅47mm 最大脊幅9mm 最大樋幅7mm
鋒部及び元部欠損 中央部がほぼ残存 内面は熱を受け黒色に焼け 実際に鋳造が行われる
 細形銅剣  
#2土壙墓
鋒部欠損 全体の3分の2程度が残存 残存長192mm 最大幅39mm 茎長23mm 茎幅11.5mm
翼両側及び脊 - 刳込下部に至るまで 明瞭な鎬(しのぎ)を研ぎ出す
元部 - 脊には鎬は及ばないが 翼両側は緩く研ぎ出す
関の片方を欠き 刃部の片方は刃こぼれが著しい
これら3点の遺物は 弥生時代中期前半 のものと考えられるが 確実な共伴遺物が出土していないため 正確な年代は推定し得ない
しかし 銅剣は型式上  細形銅剣 に属する古式のものであり  細形銅戈鋳型 は現在のところ日本最古のものである可能性が高い
また 朝鮮半島の無紋土器にその祖型が求められる擬朝鮮系無紋土器群が ほぼ同時期の遺物として出土しており
上記3点の出土遺物は この土器群の存在も含め
国内における青銅器生産の開始時期や青銅器生産集団の系譜など 青銅器生産をめぐる諸問題の研究に一石を投じる貴重な学術資料といえる

 

上高木遺跡 33.285913,130.284250  広形銅矛   背振南

 佐賀県佐賀市高木瀬町大字高木字三本松・上分・四本松
広形銅矛2

全形がわかる程度に残っているが 破損が大きい 現存長856mm
明治43年 粘土採取のために水田を2.4mほど掘り下げたところ2口を発見
うち1口はほぼ完形の全長875mm 現物不明

 

本村籠遺跡 ほんそんごもり 33.293875,130.258412 gsi wikimapia  多鈕鏡 青銅ヤリガンナ  武器形  半島  背振南

佐賀市大和町大字池ノ上 嘉瀬川西岸 低段丘上
甕棺墓から多鈕細紋鏡(105mmφ)(0.8342, 2.0805) 弥生中期初頭 板状二鈕 蒲鉾状縁
+青銅ヤリガンナ(0.8314, 2.0898)+碧玉管玉18+青銅斧(0.8013, 2.02000) (中期初+前期末)
 
本村籠 と 大同郡反川里(#2) 時期がW段階 型式がAUで同じ
  反川里#1    135φ D 二鈕 W 朝鮮 大同郡大宝面       (大宝山)
2 反川里#2   105φ AU 二鈕 W
3 佐賀本村篭 甕棺墓 105φ AU 二鈕 W 佐賀 佐賀市大和町大字池ノ上
  唐津宇木汲田 甕棺墓K12 105φ A 二鈕 W 佐賀 唐津市大字宇木字汲田
  原の辻     A   W 長崎 壱岐市芦辺町深江
青銅ヤリガンナは21×34mm
使用による研ぎ減りで長さを減じ 鋒は一方に偏り山形
青銅斧は刃部残欠 残存状態は長方形板状 幅42mm 長26mmまで残存
この種の青銅斧としては我国唯一の出土例
いずれも特色ある朝鮮系青銅器
弥生前期末に始まる我国の初期青銅器文化が
半島のつよい影響下にあることを如実に示す

 

上和泉櫟木銅戈鋳型出土地 33.318550,130.337845    銅戈    背振南

  佐賀県佐賀市久保泉町大字上和泉字櫟木
中細形銅戈鋳型1 (J-37005)

 

惣座遺跡 33.318298,130.273758 gsi wikimapia  細形銅矛  銅戈     背振南

佐賀県佐賀市大和町大字久池井字四本杉から六本杉/六本松3029-1 縄文時代から平安時代にまたがる複合遺跡
  弥生 竪穴住居 +溝 +土坑 +土壙墓 +甕棺墓
+鉄鏃 +鉄斧 +鉄鍬鋤先 +鉄鎌 +刀子 +ヤリガンナ +鉄手鎌
+細形銅矛 鋳型 1 +細形銅剣 鋳型 2 + 銅戈鋳型
+ガラス管玉 6974 +銀製 指輪(20φ前後)
  +銅鏡(小型倭製鏡6+輸入鏡片1)
弥生小形仿製鏡 91φ 連弧紋鏡
弥生小形仿製鏡 80φ  
弥生小形仿製鏡 75φ 連弧紋鏡
弥生小形仿製鏡 61φ 連弧紋鏡
●鏡式不明 破片 (輸入鏡片)
+壺 +甕 +高杯 +器台 +支脚 +鉢(土師器+須恵器+緑釉陶器+軒丸瓦)
 

尼寺一本松遺跡 7区 にいじ 33.311021,130.283102 gsi wikimapia   銅戈   背振南

佐賀県佐賀市大和町大字尼寺字一本松(甲)2608-3ほか マンション建設に伴う緊急調査
弥生中期末〜後期前半 甕棺墓28+石棺墓6+祭祀遺構2+赤彩土器 破鏡+甕棺+赤色顔料 隣り合った2基の甕棺
 
長℃q孫系雲雷紋帯連弧紋鏡 110φ
SJ74K17甕棺
波紋縁方格規矩四神鏡110φ
393mm

 

姉遺跡 33.277093,130.365280 細形銅矛 中細形銅剣  背振南

佐賀県神埼市千代田町姉字本村
弥生中期初頭〜中頃
+細形銅矛鋳型
+中細形銅剣鋳型
+弥生土器

 

十三塚遺跡 十三塚石棺墓 33.326782,130.259293 gsi    夔鳳鏡  背振南

  佐賀県佐賀市大和町大字川上
墳墓-古墳前期-箱式石棺 円形の墳丘墓か?
箱式石棺 (1.95x0.36x0.45m) (1971発見)
蓋の角部分を孤状に研削 石棺断面はかまぼこ形

●珠紋帯鈕座方格規矩鳥紋鏡 155φ 無銘 完形
(18.129, 0.8610, 2.1250, 15.609)
キ鳳鏡 110φ 無銘 破片
(18.213, 0.8596, 2.1257, 15.656)
鳥紋鏡の流雲紋と鋸歯紋は不明瞭
2面ともに鉛同位体比数値は三角縁神獣鏡分布域 (→4C後半以降) +碧玉管玉+刀子
古墳時代前半期の埋葬施設に
方格規矩鳥紋鏡キ鳳鏡を副葬する例は国内においても稀





 

牟田辺遺跡 33.266769,130.134494 細形銅剣  円環銅釧  

佐賀県多久市南多久町大字下多久字赤溝・勘太郎・道園・五丁分・四丁田・節句田ほか
集落跡・墳墓
多久市南方 鬼の鼻山と聖岳から北東に伸びる丘陵の縁辺付近
昭和40年に通称「勘太郎丘」で地元学生が土器の露出を発見
第1次調査から第3次発掘調査(1974-1977)
平成10年度から12年度までの第4次調査により
「勘太郎丘」末端部にあたる第1区西で甕棺墓60基を検出
#71甕棺墓 +細形銅剣+硬玉勾玉+碧玉管玉
#48甕棺墓 +円環銅釧 +碧玉管玉


武雄市

 

牛尾神社蔵 (伝)牛尾山出土 33.258858,130.183105 gsi wikimapia   銅戈  背振南

佐賀県小城市小城町池上
中細銅戈2
樋に綾杉紋様
約300mm
 

 

六ノ角遺跡 33.199833,130.018188 gsi wikimapia  虺龍紋鏡  たけお 背振南

佐賀県武雄市武雄町大字富岡字六ノ角
(き)虺龍紋鏡 64φ 銘文なし 破片 出土年不明 九州大学図書館分館蔵

 

東宮裾遺跡 33.225784,130.051392 gsi wikimapia 東宮裾遺跡  たけお 背振南

佐賀県武雄市北方町大字大崎字笹尾・今山元田・六反田・梅ノ尾・柳町・熊本・宮裾町
弥生後期初   甕棺+石蓋土壙墓
+六脚 弥生星形銅器
+六脚 弥生巴形銅器  +銭貨(貨泉)+碧玉管玉 +鉄剣形銅剣
 
貨泉出土地
東宮裾遺跡 佐賀県 武雄市北方町大崎笹尾
祇園神社 武雄市


 

釈迦寺遺跡 33.196944,130.057222 gsi wikimapia 銅戈    青銅ヤリガンナ 武器形 たけお 背振南 松浦 

  佐賀県武雄市橘町芦原二本楸
佐賀県武雄市橘町片白片白

包含地+墳墓 弥生- 甕棺50以上
SJ246甕棺墓 細形銅戈 246mm 1 弥生中期初頭 (BC1C前半)
SJ279甕棺墓
「金海くずれ」
細形銅剣 322mm 1
青銅ヤリガンナ 62mm 1


釈迦寺遺跡では弥生中期初頭とされる甕棺から
細形銅戈が出土していますが
その形状は扁平で内(茎)が極めて小さく
宇木汲田式銅戈と共通性もあります
この銅戈も
貞柏里式・梨花洞式銅戈以後に属する
新しい様式であり
弥生中期初頭がやはり 前100年前後からとする説を
確定させる資料でしょう

 

茂手遺跡 33.185583,130.049583 gsi wikimapia    有鉤銅釧 たけお 背振南

  佐賀県武雄市橘町片白茂手
弥生 集落+建物+土坑
弥生小形仿製鏡 --φ 銘文なし 完形 1981年発掘 市教委蔵
+銅剣+有鉤銅釧+鉄鏃+弥生土器

茂手遺跡
集落+墓+包含地 (弥生)
掘立柱建物+竪穴建物+土坑+甕棺墓+石棺墓
+弥生土器+有鉤銅釧+鉄鏃+鉄製ノミ状工具+石製穂摘具

 

納手遺跡 のうて 33.182139,130.048028 gsi wikimapia  たけお 背振南

佐賀県武雄市橘町大日納手
包含地
墳墓・集落-弥生V期-土坑
弥生後期
弥生小形仿製鏡 75φ 連弧紋 銘文なし 完形 1981年発掘 市教委蔵
+弥生土器

 

馬場片白遺跡 33.185417,130.054889 gsi wikimapia たけお 背振南

佐賀県武雄市橘町大日馬場
弥生/古墳
包含地+滑石製鏡

 

みやこ遺跡 33.177278,130.048861 gsi wikimapia  虺龍紋鏡   たけお 背振南

佐賀県武雄市橘町大日郷ノ木
墳墓+集落 +甕棺墓+土壙墓+箱式石棺墓 - (弥生V期)
内行花紋鏡 180φ 銘文なし 破片 弥生後期
(き)虺龍紋鏡 17.717 0.8773 2.1583 15.543
(前漢鏡の主要分布域)(新井XC鉛)
120φ 銘文なし 破片 Y区下層 弥生後期
+管玉

+鉄刀 SP1001 箱式石棺墓 (弥生後期)列島の折り曲げ鉄器の初現

井戸+溝+住居 +木製鞍前輪 井戸跡から土師器や瓦器とともに出土 (古代-中世)


みやこ遺跡 六角川河川改修工事に伴う埋蔵文化財調査報告書(上巻)
 1986 佐賀県武雄市教育委員会
        弥生時代 - 土壙墓+石棺墓
+舶載鏡+仿製鏡+勾玉+管玉+小勾玉
+鉄刀+鉄刀子+銅釧+木製鞍前輪
鉄刀子

木製鞍前輪


 

郷ノ木遺跡 33.174460,130.048303 gsi wikimapia たけお 背振南

佐賀県武雄市橘町大日郷ノ木
墳墓+集落 弥生V期-土壙墓
弥生小形仿製鏡 90φ 連弧紋 銘文なし 完形 1983年発掘 市教委蔵
+鉄刀子

 

妻山遺跡 33.188444,130.092889 gsi wikimapia   たけお 背振南

佐賀県杵島郡白石町大字馬洗字上黒木・馬洗・道祖谷
縄紋/弥生/古墳/古代細分不明/中世細分不明
包含地+墳墓+古墳
弥生-甕棺+箱式石棺+土壙墓など

+鉄刀子(432mm)
弥生後期
 


 

椛島山遺跡 33.209222,130.082944 gsi wikimapia view  たけお 背振南

佐賀県武雄市北方町大字大渡字西平・東平・北平 | 椛島山1号及び2号石棺墓出土遺物→弥生後期前半(紀元2世紀)頃
ミカン園造成の際に2基の石棺が出土1号箱式石棺には「鏡・玉・剣」の組合せ
「独立丘上に」というが 椛島アイランドです
 
1号箱式石棺 +素環頭刀子(167mm)+ヒスイ勾玉3+碧玉管玉36
連弧紋銘帯鏡 昭明銘鏡 103φ 銘帯「内而清而以而明而昭而明而光而日而月而夫而」 0.8825, 2.1717(前漢鏡主要分布域)
2号箱式石棺 方格規矩四神鏡 131φ 偽銘帯 方格規矩鳥紋鏡 0.8480, 2.1011 (漢6期7期鏡の領域)




 

旭ヶ岡遺跡 33.104444,130.092222   鉄戈  図      背振南

  鹿島市高津原字柏
旭ヶ岡遺跡
無樋型鍛造鉄戈 1 415mm
甕棺墓SJ206  弥生中期後半 
他地域からの搬入 **